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散髪

散髪_f0126840_22231620.jpg髪が伸びてきたので、散髪に行こうと思った。
高校生の頃から、行きつけの散髪屋である。
親父~自分~息子、三代に亘ってお世話になっている。
平日は閉店時間に間に合わないので、休日に散髪する。

金曜日の晩、しこたま飲むと土曜の朝は、迎え酒で始まる。
休日は朝から一日中、酒の臭いがプンプンしている状態である。
散髪に行くのも一苦労であった。

金曜の晩から「明日は散髪」と言い聞かせ、少し控えようとする。
土曜の朝早く、目が覚めると「昼から行けばいいか」とチョットいっぱい。
飲みだすと止まらないから、結局その日は散髪に行けない。

見かねた家人が散髪に行くように勧めても、酒が残っているうちは行きづらいのだが、
「酒が残ってるから行けない」とも言えないので、しばらく時間が経ってから出かける。

散髪屋のオバちゃんは臭いに敏感である。
「あんた、酒のんどるんか?」(まだ、早かったか・・。)
「『梅酒』を一杯飲んで来たんだけど、臭う?」
(朝から飲んでた、とは言えません。)
『梅酒』なら健康的なイメージで、昼間から飲んでも通用するように思った。

退院直後に散髪に出かけたら「あんた、今日は飲んどらんなぁ」と言われた。
何度か散髪するうちに、お酒断ちしたことを伝える。
「ふーん。いっつも飲んどったもんな。」
「止めれるもんやなぁ」「でも味気ないなぁ」とフルコースの感想を頂戴した。

今日は、息子が散髪に行くと言うので、入れ違いに出かけることにした。
帰って来た息子に聞くと、「空いてたよ」とのこと。
さて、出かけるとするか。
「散髪行って来る。」と嫁はんに声を掛ける。
切ってしまうとはいえ、あんまりバサバサだと格好が悪い。
洗面所で鏡の前に立つ。
「もう一週間、もちそうだな。」と心変わりする。

「また、来週~ッ!」と嫁はんに宣言してみると、
「私服なら良いけど、スーツ着るんだから、行ったほうが良い。」とのこと。
“私服なら良いけど”のみ参考にして「また、来週~ッ!」にしました。
by enantio-excess | 2007-02-11 22:27


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