笠の内

f0126840_011078.jpg仕事を終え職場を出たら、雨が降っていた。
最寄り駅について、カバンから折り畳み傘を出す。
鬱陶しいと思いながら、傘を広げると前が見にくくなった。
懐かしい感覚である。

雨の日は、仕事を終えてから、傘に隠してよく飲んだ。
顔が隠れるぐらい、つまり頭の上すれすれに傘を持つ。
コンビニで買った、酒パックを飲んだものである。
とはいえ、恋する乙女でもない限り、両手で傘を持つ人間は少ない。
普通、片手で傘を持ち、カバンでも持つか何も持たないで、だらんとしているものである。
(両手とも傘に隠れてしまうのは、不自然である・・・。)

f0126840_013550.jpgそのため、以下の方法を考案した。
傘の軸を肩に乗せ、片手で少し下の部分をつかむ。
肩が支点になるので、傘を固定するのにそれ程の力は不要である。
そんなふうに片手で傘と酒パックを持ちながら、飲んだものである。

そんな苦労をしても、飲みたくて仕方が無かったことを思い出した。

(「夜目遠目笠の内」でもあるまいに・・・。)
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by enantio-excess | 2007-09-11 23:59


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