結論

f0126840_2351828.jpg研修にて、昔の仕事内容を振り返るプログラムがあった。入院する直前に担当した研究テーマ。結局、日の目を見ずに終わったのだが、冷静に分析してみると、やはりテーマ設定段階に問題があったことに気が付いた。

テーマが設定されてしばらく後、小生は召集された。何となく胡散臭いものを感じつつ、毎日、実験を繰り返していたところへ、上司Aが転勤。代わりにやって来た上司Bが、鬱陶しい奴で、自分は一切実験しないのだが、やたらと実験水準だけ立案する。全部の実験を完了させるには、相当日数がかかるし、テーマそのものに胡散臭さを感じたので、テーマの見直しを提案したが、けしからんと怒られた。上司Bは自然科学の法則すら理解していない部分があったし、下らない実験スケジュールだけを連発してくるので、ボスCを交えて議論することにした。

小生の説明を聞き終えたボスCは、小生よりも上司Bの言うことを信用するという。理由を尋ねると、「小生の素行が悪い」とのこと。中身はよく判らないので、素行で判断するという。その頃から、二日酔いで休んだりしていたから、素行を持ち出されると勝ち目がない。上司Bは勝ち誇ったように頷いた。それからも酒の量は増え続け、やがて入院。上司Bは実験しないから、実験は中断したまま。復帰後は従順さを装っていたが、今の職場からメンバーを一人差し出して欲しいとの要望を受け、ボスCは小生を指名した。テーマそのものが中止になったのは、小生が転勤してから、さらにしばらく後のことである。

小生が見直しを提案した時に、ボスCが耳を傾けていたら、無駄な研究はしなくて済んだだろう。ボスCに信用してもらえない程、酒を飲んでいたところに、小生が負けた原因があるようである。「飲んだら負け」の結論に達した。

とはいえ、結論をそのまま書く訳にも行かないので、ひと捻りすることにした。
「説得術を身に付ける」

有意義なプログラムであった・・・。
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by enantio-excess | 2008-08-21 22:43


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