先入観

f0126840_044179.jpg仕事を終えて帰宅すると、ニコニコしながら長女が近付いてきた。で、抱え上げると、お尻が冷たい。おしめをせずにパジャマを着ていたようだ。嫁はんに「おーい、冷たいぞ~。」と声を掛けると、嫁はんがパジャマのズボンを脱がせつつ、文句を言い始める。「だいじょーぶ。だいじょーぶ。」と言う長女に「大丈夫じゃない!」と声を上げる。
(帰って来て早々、こちらはそんな声を聞きたくないのであるが・・・。)

くつろぎつつ、廊下を見たら、廊下の灯りがやけに白っぽいのに気が付いた。白色蛍光灯の色である。「電球替えたの?」と嫁はんに訊くと「エコよエコ。」という。電球が切れた訳ではないのだが電球型蛍光灯に交換したのだとという。付いていた電球をどうしたのかと訊くと、「とってあるわよ。」と答える嫁はん。

さて、嫁はんは気付いていなかったようだが、廊下の電球は数年来、電球色の電球型蛍光灯である。その旨説明すると、電球色だから蛍光灯ではないと考えていたらしい。先入観というものは冷静な判断力をも奪ってしまうだ。電球型蛍光灯は白熱灯に比べ、ずいぶん重いのであるが、交換する時にも気付かなかったという・・・。

「で、付いていた蛍光灯は何処へやった?」と再び尋ねると、廃棄するつもりで不用品と一緒にしていたらしい。
(それって、たまたま残っていただけで、『とってある』とは言わないのでは・・・。)
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by enantio-excess | 2008-09-09 23:48


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