2007年 02月 07日 ( 1 )

前照灯

f0126840_23155398.jpgマイ断酒会には自転車で出かける。
路面を照らす程の威力はないが、ライトは点ける。
「自転車がここにいますよ~っ!」との宣言である。
街灯があるので、真っ暗ではないが、無灯火の自転車は見分けにくい。

最近の自転車は、軽くてスピードが出る。
こちらは、ライトを点けているので、向こうは気付いているのだが、
向こうは、こちらが避けると思っているのか、避けようとしない。
突然、自転車が目の前に近付いてくるので、こちらはビックリする。
謝る気持ちは起きない。が、文句も言わない。無言ですれ違う。

学生時代に、漕艇部でコックス(操舵手)をしていた影響が大きい。
練習が夕方からなので、乗艇練習は夜になる。
夜の河は暗い。河岸が公園になっていて外灯はあるものの、水面を照らすほどの灯りはない。
艇の前後に懐中電灯を取り付け、河へ出る。懐中電灯は、艇の位置を知らせるだけの効力しかない。
こちらも、他の船のライトで位置を知る。近付いてくるのが判れば、(船は右側通行)早めにコースを変える。
エイト(8+1人乗り)だとマラソン選手位のスピードが出る。衝突すれば大惨事である。

コックスだけが進行方向を向いており、他の8人は後ろ向きである。
他の8人は、コックスの目を信じて(というか仕方なく)漕ぎ続けるのである。
たまに流木が流れてくることがある。水面は灰色だが、黒っぽいものが浮かんでいる。
微妙なトーンの違いで見分け、早めにコースを変えるが、小さな流木にローヤン(漕手)のオールが当たる時がある。
オールの先端(ブレード)は扇状に薄く広がっているので、流木に当たると割れることがある。
割れないまでも、オールが接触するとローヤンは文句を言う。
「コックスーっ、気ぃ付けてくれよぉ!」
進行方向を見ているのは自分だけ。すぐに謝る。
「すんませーん!」
今思えば、危険なスポーツだと思うが、事故に合うことはなかった。

自転車のライトは点けましょう。自分のためです。
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by enantio-excess | 2007-02-07 23:21