2007年 07月 06日 ( 1 )

一度目の失敗

f0126840_23161137.jpg断酒を始めて8ヶ月目(禁酒を含めると10ヶ月目)、嫁はんの些細な一言に腹を立て、スリップした。
それ以来、おかげさまで断酒が続いてる。

が、よくよく考えてみると、それ以前にも、断酒に失敗をしている。

入院から遡ること4年、外来にてアルコール依存症と診断された。
前日には、これで最後と、しこたま飲んだ。
「あなたは、もう一滴も飲めませんよ。」
自分で自覚していたから、医者に言われた時には、驚きもしなかった。
その日から、ノンアルコールビールで我慢するようになった。

しかし、いつかはうまく飲めるように思っていたから、飲み会の日には、シアナマイドを飲まないで参加した。当然、飲む。
f0126840_23175768.jpg「おう、お前、飲んでも大丈夫なんか?」
「ええ、すっかり良くなりました。」
「アルコールの分解酵素は代謝酵素やから、しばらく飲まないでいると活性が元に戻るんや!」
「そうそう、アルコールの分解酵素(ADH)には3種類あるらしいんです。酒を飲み続けていると、ADH3の活性が高くなるんです。今はADH3の活性も元通りですから、ADH1に頑張ってもらってます。頑張れADH1!って感じです。すっかり弱くなってしまいました。」
「体、壊したって聞いたから、飲みに誘うの遠慮しとったんやけど、これからは誘うわな。」
「ええ、じゃんじゃん飲みに行きましょう。」
若気の至りとはいえ、自分だけはうまく飲めるようになると信じて疑わなかった。

以上が、一度目の失敗です。(スリップと呼べるかどうか・・・。)

写真は、梅田のビル。
けったいなかたちやなあと思っていたが、よーく観察すると、灯りが明るくなったり暗くなったりする。
スタートレックみたいである。
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by enantio-excess | 2007-07-06 23:26