2007年 08月 22日 ( 1 )

誤算

f0126840_2334297.jpgアイ子が、電話でぼやいている。関連部署のメンバーのようだ。ぼやかれている相手が可哀そうである。
(不幸にも、アイ子の机は小生の、まん前である。)
その電話を聞かされるこちらの身にもなってくれ。

関連部署の別のメンバーの対応が気に入らないらしい。先方が少し手を抜いたようだ。
アイ子の気持ちも判らないでもないが、アイ子の日頃の行いを見ているので同情の気持ちはあまり湧いて来ない。

さんざん、ボヤいた揚句、いよいよ御本人に電話をするアイ子。
開口一番、「こういう対応をされると、困ります。」と切り出す。
先程の別メンバーとの電話にて、自分の正当性を確信したようだ。
「こんな対応では、外注先に回答出来ない。」「外注先に迷惑がかかる。」
「あなたが、逆の立場だったら、こんな対応されると困るでしょう。」
言い方が高慢である。自分にはとても真似の出来ないやりとりである。

確かに自分も、相手のいい加減な対応に、腹立たしくなる時がある。
「何考えてまんねん?」と文句を言いたいのは、やまやまであるが、怒りをぶつけた所で、仕事が片付く訳ではないから、ひと呼吸おいて、怒りの感情が収まってから連絡する。
不完全な部分は、相手に埋めてもらう方が手っ取り早い。が、先方にはヤル気がない。だから、こちらから「お願い」をする。埋めてくれたら、「ありがとうございました。」で終わり。呆気なく片付く。

f0126840_23375085.jpgさて、アイ子であるが、途中から声のトーンが変わっている。相当困っているようだ。
「そちらを責めている訳ではないんです。」と言う。
(ガンガン非を責めて居るように思えたのだが・・・。)
「協力して頂かないと、こちらも労力がかかりますし。」
(協力要請に切り替えたようだ。最初に言ってれば効果的だったのだろう・・・。)
もう少し、同じトーンで進めれば、先方も協力したのかも知れないが、
「以前にも、こういうことがありましたよね。」
「外注先にも迷惑が掛かるんです。」とアイ子。
(昔の話を、持ち出してどうする・・・。)
交渉は見事に決裂したようである。

相手から謝罪の言葉と、対応のやり直しを求めたのだろうか。
どちらも達成できずに、アイ子にしてみれば、大きな誤算であろう。
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by enantio-excess | 2007-08-22 23:42