2007年 12月 11日 ( 1 )

敵意

f0126840_23565394.jpg語録のひとつに、「酒害者の最大の敵は酒ではない。自分自身である。」がある。
先日、新米のワーカーさんが、退院後に失敗する患者さんを見ていると、「酒が憎い」と言っておられた。
止め初めの頃、ひと通り語録には目を通したので、酒を敵視することはなかったのだが、ワーカーさんが我々の変わりに、酒を憎んで下さるのを聞いて、ありがたく思ったものである。
自分が飲んだのは自分の勝手だから、自分が飲んだことに関して、酒に憎しみは湧かない。

最近、会の雑用で朋友のメンバーと知り合う機会もあるのだが、多くは気さくな普通の方々である。朋友のメンバーだからアル中には違いないのだが、意識しないとアル中だと判らない程である。

例会で知り合った方は、発表内容が頭に入っているので、どういう遍歴の方なのか頭に入った上で知り合うのだが、会の雑用で知り合う方々は、遍歴が判らないまま、知り合いになる。会話をしていると、ごく普通の方々である。

そういう方々と知り合ってから発表を聞くと、たくさんのものを失って来られたことに驚く。現在の外見からは想像も出来ない。

仲間から多くのものを奪って来た酒に、憎しみを覚えてしまうのであった。
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by enantio-excess | 2007-12-11 23:56