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前照灯

f0126840_23155398.jpgマイ断酒会には自転車で出かける。
路面を照らす程の威力はないが、ライトは点ける。
「自転車がここにいますよ~っ!」との宣言である。
街灯があるので、真っ暗ではないが、無灯火の自転車は見分けにくい。

最近の自転車は、軽くてスピードが出る。
こちらは、ライトを点けているので、向こうは気付いているのだが、
向こうは、こちらが避けると思っているのか、避けようとしない。
突然、自転車が目の前に近付いてくるので、こちらはビックリする。
謝る気持ちは起きない。が、文句も言わない。無言ですれ違う。

学生時代に、漕艇部でコックス(操舵手)をしていた影響が大きい。
練習が夕方からなので、乗艇練習は夜になる。
夜の河は暗い。河岸が公園になっていて外灯はあるものの、水面を照らすほどの灯りはない。
艇の前後に懐中電灯を取り付け、河へ出る。懐中電灯は、艇の位置を知らせるだけの効力しかない。
こちらも、他の船のライトで位置を知る。近付いてくるのが判れば、(船は右側通行)早めにコースを変える。
エイト(8+1人乗り)だとマラソン選手位のスピードが出る。衝突すれば大惨事である。

コックスだけが進行方向を向いており、他の8人は後ろ向きである。
他の8人は、コックスの目を信じて(というか仕方なく)漕ぎ続けるのである。
たまに流木が流れてくることがある。水面は灰色だが、黒っぽいものが浮かんでいる。
微妙なトーンの違いで見分け、早めにコースを変えるが、小さな流木にローヤン(漕手)のオールが当たる時がある。
オールの先端(ブレード)は扇状に薄く広がっているので、流木に当たると割れることがある。
割れないまでも、オールが接触するとローヤンは文句を言う。
「コックスーっ、気ぃ付けてくれよぉ!」
進行方向を見ているのは自分だけ。すぐに謝る。
「すんませーん!」
今思えば、危険なスポーツだと思うが、事故に合うことはなかった。

自転車のライトは点けましょう。自分のためです。
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by enantio-excess | 2007-02-07 23:21

実践第一

f0126840_22461011.jpgここ数日、ネガティブな考え方が強くなってきたので、
また「例会荒らし」に出かけることにした。
昼休みに、酒害無くそうネットで、目ぼしい所を探す。
「よし、ここに決めた。」と地図を打ち出す。

Fさんから「ここに若い子いるよ」とメールをもらったことを思い出す。
そこの支部の例会も今日である。どっちにしようかな・・・。
「例会荒らし」は久しぶり、あまり歩きやすい靴ではないので、
あまり歩かなくて良い方(最初に決めた方)を選ぶことにした。

「さあ、今日は行くぞ!」と思うと、ワクワク、ソワソワである。
夕方が待ち遠しい。時計を何度も眺める。(仕事はしましたが・・・。)
アイ子やバット君のうるさいのもあまり気にならない。(勝手に騒いでろ!こっちは、トットと帰るもんね。)

アルラさんから田植えの話も聞いたし、準備はバッチシである。コンパスも用意してある。
例会場近くに着いたのは18時半、時間はたっぷりある。コーヒーの自販機を探し、クイっと一本。
ご挨拶の後、会場内を物色。ラミネートした「誓い」の裏面に、簡単な決まりごとが書いてある。(こういうのも良いな・・・。)

例会開始。(良い雰囲気の例会でした・・・。)

マイ断酒会には近隣病院から入院中の方が来られるのだが、そこを退院されたという方がいた。
入院中にマイ断酒会他、あちこち廻っていたことを思い出されたようだ。
マイ断酒会も、近隣病院から来られる方にとっては、初めての例会参加となりうることを、改めて知った。

昔、漕艇をしていたという方にも声を掛けていただいた。
「酒害のみ話せ」と教わったのだが、酒害に関係ない話をしてしまうこともある。
長々と話すのはよくないのだろうが、「手短に話すのはOK」というより、手短に「話したほうが良い」ようにも思った。

往路は職場から直接なので半時間程だが、帰途は少し遠かった。
(行く時に、帰りのことまで頭が回らない。)

乗換駅で電車に乗ったら、やけに女性の比率が多い。何か嫌な予感がする。
女性専用車両である。しかし、男性もチラホラいる。時間を確かめると解禁時間に入っている。
ヤレヤレであるが、解禁時間前の女性の人いきれが残っているようだ。
酔っ払いの多い、地下鉄とは大違い。
貴重な体験であった。
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by enantio-excess | 2007-02-06 22:47

肝機能

f0126840_191299.jpg所用にて、本日は早めの更新。

PCのデータを整理していたら検診結果のグラフが出てきた。
肝機能の数値は右肩上がりである(グラフ参照)。
赤がガンマ、青がGOTである。
外来(一山目)で通院治療を始めたのは32歳の頃、
グラフは一時的に下向きになったが、数年後一気に跳ね上がる。
入院(二山目)して、酒断ちを始めたら、スコンと下がっている。
二山目を下山するのに、かなりの医療費が掛かった。

今からでも飲み始めれば、三つ目の山が出来るだろう。
今度の山は、高くなりそうだ。
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by enantio-excess | 2007-02-03 00:37

2月2日

f0126840_23275012.jpg五年前の今日、断酒会の例会に初出席した。
入院したのが1月25日で、一週間は外出禁止だった。

毎日、昼過ぎに館内放送が入る。
「AA、断酒会に行かれる方で、まだ届けを出していない方は・・・」
夕方になると、早メシ食って出かける人達がいる。
お仲間の一人に誘ってもらった。初めて例会に出席したのが2月2日である。
残念ながら、自分を誘ってくれた方は、もう、この世にいない。
一昨年に、奥さんから喪中葉書が来て、亡くなったことが判った。

外来で通院治療していた頃、精神科の医者は自助グループを勧めた。
断酒会とAAがあるが、自分にはAAの方が向いていると思う。
断酒会というところは、飲んだ時には、会の皆さんに正座して謝らなければならないという。

精神科の医者に反発した訳ではないが、自分は断酒会員である。
断酒会は和室の場合、正座して発表をするが、飲んでしまったからといって、謝る必要はない。
精神科の医者も、もう少し勉強して欲しいもんである。

初めての例会で何を話したか覚えていないのだが、外来の医者に聞いてイメージしていたのと随分違っていると感じた。
司会の人が「また来週も来て下さいね」と声を掛けてくれたのがうれしくて、次の週も参加した。
別の例会場で、家族の体験談を聞いた。話を聞いていると、とんでもないアル中である。
どんな奴だと思っていたら、司会をしていた方が、ご本人とのこと。どう見てもアル中には見えない。
それからは、毎晩の様に例会に行った。

毎晩、出かける自分を、笑っていた患者さんがいる。
何度か、誘ってみたが、行こうとはしなかった。
毎朝、シアナマイド飲んでるのに、外出して飲んで来たらしい。
顔は真赤で布団かぶって寝ていたが、強制退院を喰らった。
「自分は騙された」という。抗酒剤は、長時間効かないと吹き込まれたらしい。
その後も、しばらく外来通院していたようだが、会うたびに
「酒やめてんの?」「止めてないんですか?」「止めれるわけないやん!」の繰り返し。

最後に見たのは、外来の待合室で、その人が座っていたところだけ、水がこぼれたように濡れている。
患者さんが、掃除のおばちゃんに「拭いてくれ」と声を掛ける。どうやらオモラシしたらしい。
今その人が、どうしているか、判らない。
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by enantio-excess | 2007-02-02 23:32

会議

f0126840_23242454.jpg今日は朝イチから職場のミーティングである。

また、アイ子の話を聞かねばならぬと思うと、気が重い。
アイ子は自分より二つ若いが、何かにつけ自分の話ばかりする。
「私は」(I)で始まるので、アイ子と名付けた。

ミーティングにはバット君も参加する。
バット君は人の話を聞かない。こちらが話すと黙っているのだが、
開口一番「でもね」で始まる。だからバット(But)君と名付けた。

アイ子が話し始める。もちろん仕事の話なのだが、やたら長い。
自分の主観をあたかも事実のように話すので聞いていて判らない。
事実内容を理解するだけで二十分程かかった。ようやく議論が始まったが、「私は」を連発する。
議論していても矛盾点を突かれると、「あっ、私の勘違いでした。」と議論の前提を覆してしまう。

ようやくアイ子の話が終わったら、次はバット君である。
バット君の説明もやたら長い。資料をもとに説明をするのだが、やたらと行間を説明する。
アイ子を見ると、もう居眠りをしている。
(こいつらほんまに・・・)

ようやく自分の番が来た。資料をもとにサラッと説明した。
アイ子やバット君にも理解できたらしく、突っ込まれたら困る部分をガンガン突いて来る。
「判りにくく説明すれば良かったな・・・」と後悔する。
だんだん、腹が立ってくる。
アイ子やバット君の説明を、こちらは黙って聞いていたのである。
にも関わらず、こいつらはアドバイスと称して、ガンガン突いてくる。
本当に、アドバイスしてあげようと思っているなら、ミーティングが終わってから、
「ここ、おかしいですよ。」と個人的に話をすれば良いのに。
上司に「私はこんなことを知ってます!」とアピールしたいだけである。

アイ子の話はいつも大げさである。大した事ではないのだが、やたら抑揚をつけて話す。
さらに、比喩を加えるので、聞いていてとても耳障りである。
ちょっと仕事が立て込んでくると、「私は、死ぬほど忙しい。」と平気でいう。
(あんた、さっき、居眠りしとったやん!)
先方からの返事待ちの際には、「首を長くして待ってます。」という。
(どうみても首の長さは変わらないのだが・・・)
関係部署のメンバーが結婚したと聞くと「私に黙って・・・」という。
(なんで、いちいち、お前に報告しやなあかんねん。)

アイ子は品がない。笑い方が下品であり「デヘヘヘ」と笑う。笑い声を聞くとイライラする。
人に甘えるときは声のトーンが変わる。これを聞くと鳥肌が立つ。
不幸なことに、アイ子は自分の斜め前の席に座っている。
ウルサイので、ものを投げつけたくなる時もある。
ちなみに、バット君は真ん前である。

先日、電車の中でシャカシャカ君がいた。一時期どこにでも居たヘッドホーンの音漏れである。
昔は気になったのに、不思議と気にならない。
アイ子やバット君の騒音に比べれば、シャカシャカ君など可愛らしいもんである。
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by enantio-excess | 2007-02-01 23:33