職場の健康診断がある。
「この時期、うまく乗り切らんとなぁ」 職場のメンバーは、健康診断で悪い結果が出ないように、 酒を控えているようだ。 今だけ我慢しても、しょうがないように思うのだが、先週から控えているという。 この時期さえ乗り切れば良いのだと言う。 気になるなら、止めちまえば良いのに・・・。 とはいえ、こちらも健康診断は憂鬱であった。悪い数値が出ないように酒を控えようと思ったが、もう一日くらい大丈夫と飲み続け、気が付けば健康診断の前日である。 「前日だけ止めてもしょうがない」と結局飲みっぱなしであった。 一週間でも止めれる人は、まだアル中ではないように思った。 数年前、健康診断の日、寝起きにジュースを飲んでしまったことがあった。 飲み終えてから気が付いた。(今日は健康診断だったよな・・・。) 考えた揚句、水をたくさん飲んでジュースを吐き出すことにした。 胃洗浄である。喉の奥に指を突っ込んで、全部吐き出した。 念のため、レントゲンにてお姉さんに尋ねてみる。 「ジュースを飲んでしまったんですが、水を飲んで吐いてきました。大丈夫ですかね?」 「えっ?ちょっと待って下さい。」驚いた様子で、技師に聞きに行く。 「多分、大丈夫だろうとのことです。」お姉さんの言葉に励まされ、バリウムを飲んだ。 今年は、寝ぼけないようにしよう。 #
by enantio-excess
| 2007-05-29 23:59
この間、セスナ機の写真を撮ってみた。
黄砂のため視界が悪い日であったが、霞みながらも写真を撮ることが出来た。 セスナ機が、駐機場所からゆっくりと、滑走路の端へ向かう。 こちらでカメラを構えていたのだが、知らないうちに離陸している。 また一機、滑走路の端へ向かった。ファインダーを通した方が見やすいので、じーっと覗き込む。 おー、動き出した。来るぞ。来た、来た。速度を上げないと飛び立てないもんね。 一気に速度を上げて飛び立たないと、ってあれ・・・?もう飛んじゃったの? ジェット機が離陸するシーンを空港で見たことがあるから、それをイメージしていたのだが、セスナ機はジェット機ほどの速度は必要ないようである。軽々と離陸していった。 ラジコン飛行機が飛び立つかのように、なんか、ふらふら~っという感じである。 パイロットが一気に操縦棹を引いたのか、この後、急激に上昇していった。本当、模型みたい・・・。 動きが読めない野鳥に比べれば、滑走路から外れることもなく動きが直線的なので、案外撮影しやすいように思えた。(奥は深いのかも知れないが・・・。) 今度は視界の良い日に撮影してみよう。 #
by enantio-excess
| 2007-05-28 23:59
学生の頃、漕艇部にてCOX(コックス:舵手)をしていた。
COXを希望して入部してくる奴は極めて稀なので、先輩が体力の無さそうなメンバーに「申し訳ないんだが・・・」とCOXへの転向を指示する。 言われた時はショックであったが、COXにはそれなりの楽しみもあった。 COXのいないタイプ(舵手なし)もあるが、COXがいる船では、COXが号令をかけないと、船はまともに進まない。 エイト(8人乗り)だと、陸地で全力疾走する位の艇速が出るのだが、漕ぎ手の動きがバラバラだと、艇速も出ない。オールで水を漕ぎ、その反動で艇は進むのだが、バラバラに漕いでいると「ちゃぽちゃぽ」という感じでしか船は進まない。少し合ってくると「くぃっ」「くぃっ」という感じでかなり艇速が出るようになる。 全員の動きがピタッと合うと、オールが水を掴む瞬間、「ぐぃっ」という感じの加速度が発生する。傍から見ていると、「ぐぃっ」「ぐぃっ」なのだが、コックスはその度に背骨をシートの角にぶつける。クルー(艇のメンバー)の調子が良い時には、蒙古斑の少し上に青アザが出来たものである。 今日は、毎年この時期に行われる、ボートのイベントがあった。 二年前、部のOBで固めて三位に入賞したのだが、今年も出るというので、応援させてもらった。 先週半ば頃、前回決勝戦にて敗れた企業と一回戦で対戦することが判明した。 (こらあかんわ・・・。でも、せっかくエントリーしたのだから、1レースだけでも楽しもうではないか。) 岸から観戦していると、ブッチギリであったが、対戦チームの艇が故障したため再レースになった。せっかくなので、自分も乗せてもらうことにした。で、レース開始・・・。 スタートにてリードを奪ったので、楽なレース展開である。ところが、クルー全員、緊張しているのかハイスピードで漕ぎまくる。 (おいおい、あまり無理すると次に堪えるよ)と、「大きく行こう」(大らかに漕ごうの意味)と声を掛けるが、従う気配がない。ばっこんばっこん漕ぎまくる。レース中に都合三回「大きく行こう」と掛け声を掛けたが、フルパワーで漕ぎ切ってしまい、ブッチギリでゴールした。 陸に上がったら、メンバーの一人が帰ると言う。聞いてみると自分も含めてメンバーのほぼ全員が、それぞれ次の予定があるという。一回戦負けを予想していたからなのだが、棄権するのもなぁ・・・。二着のチームのメンバーに声を掛けて、次のレースに出て頂くようお願いした。 その後、嫁はんの両親と動物園へ。(写真はベタな「ヒト」の檻である。) 昼食をとるため近くのレストランに行ったが、正午なのでどこも満員。居酒屋さんのお姉さんが呼び込みをしていたので、嫁はんが覗いてみたら座れそうとのことである。 (昼飯時から飲む奴もいまい)と思って入ってみたが、あちらこちらでジョッキを傾けている。(あらあら、今日は暑いもんね。) 食事も終わりに差し掛かった頃、長女が泣き出したのだが、店内の騒音にかき消されて、思ったほど響かない。店員さんが「あらあら・・・」とあやしてくれた。酔っ払いのダミ声に比べれば、可愛いもんなのだろう。 お袋さんが通天閣に昇ったことがないというので、行ってみたが観光客が多く、入場制限で40分待。またの機会にすることにした。 前を通っただけだが、美術館も一時間半待ちであった。人気があるのね・・・。 レースには参加したが、漕いでいないから、筋肉痛に悩まされることもない。 COXで良かった・・・。 #
by enantio-excess
| 2007-05-28 00:09
鯉の写真を撮りに出かけることにした。
メモリアルのミーティングにも参加したいから、 13時前には着かねばならぬ。 出掛けに少し手間取ったので、12時半に家を出た。 「クルマ?」「自転車」「風、強いでぇ~」「そう?」 風が強いと自転車が漕ぎにくいと言うのは常識らしい。 どうやら、間に合いそうもない。5分遅刻した。 遅れて入っていくか? 外部から来るメンバーが遅刻するのは、どうも好ましくないように思う。 ミーティングには参加せず、鯉を撮ることにしたのだが、どうも記憶と違う。 昨日の雨の影響か流れがやたら速く、鮒が大きくなったような黒い鯉しか見当たらない。 清流の中を、赤や金色の鯉が泳いでいたように思うのだが、幻覚だったのかな? 「ミーティングにも出んと、鮒もどきの鯉を撮って帰って来ただけかい?」と考えると情けなくなるが、 「今日は、どれ位時間がかかるか、計ってみただけ。次回が本番。」 と前向きに考えるのであった・・・。 夕方、例会へ参加することにした。 ここん所、しくじってばかりだから、早めに出掛けることにした。 例会場にて、真美さんに会う。お元気そうであった。 6ヶ月をクリアーしたとのこと。早いものである。 止めていれば断酒歴は、自然と長くなっていくものだと思った。 もし若返れるのなら、年齢なら嬉しいが、断酒歴なら要りません! (何年経ってても、簡単に若返るのだが・・・。) #
by enantio-excess
| 2007-05-26 23:24
金曜日は例会が目白押しである。
どこかの例会へ行こうと考えた。 パンタタさんの顔を見るもよし、hiroさんの顔を見るもよし、 他にも2ヶ所ほど候補がある。 今日は、上司が出張であるから、とっとと帰れそうである。 漠然と考えていたのが失敗であった。 関係部署との電話を終え、時計を見たら6時過ぎである。 ランナー一塁二塁でピッチャーゴロを捕って、一塁に投げずに、三塁へ投げようとして間に合わず、二塁にも一塁にも間に合わず、オールセーフにしてしまったような感じである。 あきらめて、仕事を続けたが、窓の外を見たら雨が上がって夕焼け色の空である。 6時40分頃に、仕事を切り上げた。 夕焼けの写真が撮りたかったのだがビルが邪魔なので、一路、西へと歩いた。福島駅近くの歩道橋にてヤケクソで一枚撮った。 このまま帰るのも何なので、5年前にスリップした自販機を見つけに行くことにした。 その日は土曜日であった。 退院してベランダで土いじりを始めた。ベランダはプランターで一杯になった。 土の匂いを楽しみながら、土いじりをしていたら、嫁はんが覗きに来た。 「洗濯物が干せない・・・」ポツンと呟いた一言にカチンと来た。 洗濯物?自分はこれ(土いじり)で酒を止めているのである。これを止めろと言うのか? プランターはそのままに、黙って家を出た。 (飲んでやる・・・。) 電車に乗ってターミナル駅付近で自販機を探したが見つからない。(記憶では)一駅歩いて戻り自販機を見つけ、ワンカップを買った。ゴトンと出てきたワンカップを持って少し考える。 (本当に飲むのか?)(飲むぞ!) アルミのフタを外して、また考える。 (本当に飲むのか?)(飲むぞ!) 一気に飲み干した。 その自販機を探しに行ったのだが、一駅戻ってみたが自販機がない。二駅だったのかな?駅のすぐ近くの北側にあったはずである。 歩こうかとも思ったが、一駅だけ電車に乗った。 次の駅で探してみたが、やはり見つからない。 遠くに酒屋の看板らしいのが見えたので歩いてみたが、近くまで行ってみたらエレクトーン教室の看板であった。本日の捜索は打ち切ることにした。 あの自販機は夢だったのだろうか? 飲むぞ!と強く念じると目の前に現れる、不思議な自販機だったのかも知れない。 #
by enantio-excess
| 2007-05-25 23:56
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