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関西弁

関西弁_f0126840_23162616.jpg昨日は、川伝いにナンバまで歩いた。
川の曲がり角に差し掛かったところで振り返ったら、川面に光が見える。

ゆっくりと光が近付いてくる。水上バスである。
自分が立っている橋の下を、水上バスが通り過ぎた。
写真を撮るか、迷った。
(セルフタイマーでは、間に合わないだろうな・・・)
とはいえ普通にシャッターを切ったのでは、手ブレを起こすだろう。
ダメもとで、セルフタイマーで撮ってみたところ、
予想していたよりも船足が遅く、きっちり納めることが出来た。
少しぶれているのは、船の揺れによるものである。

歓楽街の明かりが見える方向へ歩いて、日本橋を渡り、道頓堀の通り出た。
北新地とは雰囲気が違う。通りがやたらと明るい。

ホストとおぼしき男性が、狙いを定めたらしく、歩き出した。若い女性の二人組みが向こうから歩いて来る。
(どんな風に声を掛けるんだろう。)

女性の一人が、元気に満ちた言葉を発した。
ホストは、糸の切れた凧のように、女性の横を素通りして行く。

女性が発した言葉は、中国語であったのである。
道頓堀のあちらこちらで、中国語が飛び交っている。観光客らしい。

地下鉄の駅へ降りる階段で、若い女の子が関西弁を話していた。
歩き疲れたこともあるのだろうが、何だかホッとした気分になった。
by enantio-excess | 2007-04-03 23:21


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